【6月27日マーケット】日経平均、26日は3005円安で急反落|AI・半導体株が全面安、過去3番目の下げ幅
日経平均は6月26日、前日比3,005円安の6万9360円と急反落しました。下げ幅は過去3番目の大きさで、前日までの大幅高の反動に加え、キオクシアやアドバンテストなどAI・半導体関連株が軒並み下落しました。来週6月29日〜7月3日の注目点を初心者向けにやさしく整理します。
【6月27日マーケット】日経平均、26日は3005円安で急反落
おはようございます。週末の朝です。前日は相場が大きく動きましたので、落ち着いて中身をおさらいしておきましょう。値動きが荒いときほど、一日の数字に振り回されないことが大切です。
前営業日(6月26日・金)の振り返り
日経平均株価は 6万9360円と、前日比 3,005円安(約4.15%安)で急反落しました。この下げ幅は終値ベースで 過去3番目の大きさと伝えられています。
ポイントは、この下落が「相場が一方的に崩れた」というより、前日までの大幅高の反動という側面が大きいことです。直前の取引で日経平均は大きく買われて水準を切り上げていたため、その買われすぎた分を一気に巻き戻す格好となりました。値幅が大きく出やすい地合いが続いています。
下落をけん引したのは AI・半導体関連株です。半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス、半導体検査装置のアドバンテスト、半導体製造装置の東京エレクトロンなど、これまで相場を押し上げてきた銘柄が軒並み下落しました。前日の米ナスダック市場でハイテク株が下げたことも、東京市場の利益確定売りを誘いました。
このところの相場は、AI・半導体関連という同じ顔ぶれが「上がるときも下がるときも主役」になっています。指数の振れ幅が大きいのは、こうした値がさのハイテク株の動きが指数に強く効いているためです。
週末〜週明けの注目点
27日(土)・28日(日)は取引がお休みです。週明けの東京市場は、週末の米国市場の動きを受けてのスタートになります。とくに 米ハイテク株の値動きが、東京市場のAI・半導体関連株に波及しやすい状況が続いています。
市場関係者の見方として、来週(6月29日〜7月3日)の日経平均の想定レンジは 6万4000円〜7万2000円と、かなり広めに見込まれていると報じられています。レンジが広いということは、それだけ「上にも下にも振れやすい」と受け止められている、ということです。AI・半導体株が不安定ななかで、出遅れていた銘柄に資金が向かうかどうかも注目点とされています。 ※これは市場で語られている見通しの紹介であり、特定の価格を予想・保証するものではありません。
来週の経済イベント(日米の指標)
来週は、景気の体温計となる経済指標の発表が集中します。
- 6月30日(火):日本の雇用関連・生産指標 — 完全失業率、有効求人倍率、鉱工業生産などが発表予定です。雇用や生産の動きから、国内景気の足元を確認できます。
- 6月30日(火):米JOLTS(求人件数) — 米国の労働市場の強さを示す指標で、米国の金融政策の行方を占ううえで注目されています。
- そのほか — ドイツの消費者物価指数(CPI)速報値や、米企業の決算なども予定されています。
経済指標は、企業の業績そのものより「景気と金利の見通し」を通じて相場全体に効いてきます。数字そのものだけでなく、それを受けて市場の「金利観」がどう変わるかまで見ておきたいところです。
今週のように一日で3,000円超も動く相場では、目先の値動きに一喜一憂しすぎないことが大切です。値幅が広いぶん、慌てて動くと振り回されやすい、という点は頭の片隅に置いておきたいですね。
IRDBで「中身」を見てみる
指数の上下に振り回されそうなときこそ、個別企業の財務の「中身」を知っておくと、ニュースの受け止め方が落ち着きます。財務指標の読み方から始めてみるのがおすすめです。
※いずれも投資判断のための推奨ではなく、財務データの読み方を学ぶための題材です。
ワテのひと言(番頭より)
ほな番頭からひとこと。きのうの相場は、まあ派手にひっくり返りましたなあ。前の日にドーンと買われたかと思たら、26日にはストーンと3,005円安。「ジェットコースターもええ加減にせえ」と言いたなる人もおりまっしゃろ。
せやけど、よう中身を見てみなはれ。崩れたんは、前に買われすぎたぶんの巻き戻しが大きい。しかも下げの主役は、AI・半導体いう、いつもの値がさのお歴々や。同じ顔ぶれが上げも下げも引っ張るさかい、指数の振れ幅も大きなるわけや。
来週は日本の雇用や生産の数字、アメリカの求人件数と、景気の体温計が続けて出てきはります。こういうときこそ、相場の波に乗ろう乗ろうと焦らんと、まずは会社の「中身」をじっくり見る。番頭はそれが一番の近道やと思うてまっせ。ほな、ええ週末を。
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