日経平均6営業日ぶり反落、1,759円安の6万7,460円 中東懸念と金利上昇で半導体株に利益確定売り
前営業日8月18日の日経平均は1,759円52銭安の67,460円73銭で6営業日ぶり反落。TOPIXも9日続伸の反動で反落しました。中東情勢や金利上昇が重荷に。今週はウォルマート決算や日本の7月CPIに注目です。
日経平均6営業日ぶり反落、1,759円安の6万7,460円 中東懸念と金利上昇で半導体株に利益確定売り
8月19日(水)の東京市場を前に、直近の取引日だった8月18日(火)の値動きと、今日以降に押さえておきたいポイントを初心者向けに整理します。
前営業日(8月18日・火曜)の振り返り
8月18日の日経平均株価は前日比1,759円52銭安(2.54%安)の67,460円73銭で取引を終え、6営業日ぶりの反落となりました。前日8月17日まで5営業日続伸し、終値で6万9,000円台を回復していただけに、大きめの下げとなった1日でした。
東証株価指数(TOPIX)も前日比43.89ポイント安(1.05%安)の4,140.22ポイントで、こちらも下落しました。
下落の背景として、中東情勢の先行き不透明感が投資家心理の重荷となったことに加え、日米の長期金利上昇を受けて、これまで買われてきた半導体関連株など値がさ株の相対的な割高感が意識されたことが挙げられます。前日まで5営業日連続で上昇していた反動もあり、AI・半導体関連株を中心に利益確定の売りが出やすい地合いでした。
今日(8月19日)の注目点
19日未明の日経225先物(9月限)は、午前2時時点で前日比1,170円安の66,370円まで下落しており、前日の現物終値(67,460円73銭)からもさらに下げた水準で推移しています。東京市場も寄り付きから上値の重い展開になりやすい点に注意が必要です。
個別材料では、ソフトバンクグループが米インテルへの出資を発表した一方で同社株は下落するなど、好材料が必ずしも株価上昇に直結しない場面も見られました。また国内では決算発表が本格化しており、パンパシフィックホールディングスが好決算にあわせて1株を5株に分割する株式分割を発表するなど、材料の出た銘柄が話題になっています(特定銘柄の売買を勧めるものではなく、市場で話題になった事実の紹介です)。
今週以降のイベント
- 8月20日: 米小売大手ウォルマートの決算発表。米個人消費の底堅さを確認する材料になります。
- 8月21日: 日本の7月消費者物価指数(CPI)発表。生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比+1.8%程度への拡大が見込まれており、日銀の金融政策見通しに影響する可能性があります。
- 8月27〜29日: 米ジャクソンホール会議が開催予定。やや先ですが、各国中央銀行幹部の発言が今後の金融政策観測を左右しやすく、市場の関心が徐々に高まりやすい時期です。
初心者向けメモ
- 「反落」は上げ相場の一部: 8月18日のように、続伸のあとに利益確定売りで下げる「反落」は珍しい動きではありません。1日の下げ幅の大きさだけでなく、それまで何営業日上昇していたかも合わせて見ると、値動きの背景がつかみやすくなります。
- 株式分割とは: 1株を複数株に分割することで、1株あたりの株価を引き下げる仕組みです。会社の価値(時価総額)自体は分割前後で基本的に変わりませんが、投資家が購入しやすい価格帯になることで、株式の流動性が高まる効果が期待されます。IRDBでは各企業の財務指標の見方も初心者向けに解説しています。
ワテのひと言(大阪弁まとめ)
5日連続で上げとった反動もあって、8月18日は1,759円もドスンと下がりましたな。中東の不透明感と金利上昇が重なって、値がさの半導体株から利益確定売りが出た、いうところでっしゃろ。夜中の先物もさらに下げとりますよって、今日の寄り付きも重たい展開になりそうでんな。相場は上げ続けることはおまへん。続伸のあとの一服は「よくあること」思うて、慌てず数字の中身を確かめる癖つけときなはれや。
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