日経平均488円安の続落で65,528円、AI・半導体株に売り|エヌビディア決算控え今週も要警戒
8月24日(月)の日経平均は前週末比488円27銭安(0.74%安)の65,528円09銭で続落。日米の長期金利上昇でAI・半導体株が売られ、韓国株安も重しとなりました。一方TOPIXは小幅続伸。今週はエヌビディア決算やジャクソンホール会議を控え、長期金利と株価の関係を初心者向けに整理します。
日経平均488円安の続落で65,528円、AI・半導体株に売り|エヌビディア決算控え今週も要警戒
週明け8月24日(月)の東京市場は、日米の金利動向を材料に大きく値を崩す展開となりました。前営業日までの流れとあわせて、今日25日(火)以降の注目点を初心者向けに整理します。
8月24日(月)の振り返り
8月24日の日経平均株価は前週末比488円27銭安(0.74%安)の65,528円09銭で取引を終え、2営業日続けての下落となりました。前場は65,968円(前週末比47円安)と下げ幅を抑えていましたが、後場にかけて売りが強まり、下げ幅は最終的に488円まで拡大しました。
一方、東証株価指数(TOPIX)は前週末比6.00ポイント高(0.15%高)の4,073.29ポイントと、小幅ながら続伸。「日経平均は下げたのにTOPIXは上げた」というねじれた展開は、前回8月21日と同様の構図です。値がさのハイテク・AI関連株が日経平均を押し下げる一方、東証プライム全体の値上がり銘柄数は841と、値下がり銘柄数658を上回っており、相場全体が総崩れだったわけではないことがうかがえます。
報道によると、指数寄与度で見るとアドバンテストとソフトバンクグループの2銘柄だけで日経平均を合計約563円押し下げたとされ、AI・半導体関連の一角に売りが集中した1日でした。
東証プライムの売買代金は概算7兆636億円にとどまり、約3カ月半ぶりに8兆円を下回る水準まで落ち込みました。
下落の背景
今回の下落は、日米両国の長期金利上昇が主因と報じられています。金利が上昇すると、将来の利益を現在価値に割り引く際の割引率が大きくなるため、エヌビディアなど成長期待の高いAI・半導体関連株は相対的に売られやすくなる傾向があります。8月26日(水)に決算発表を控えるエヌビディアを前に、AI関連株では持ち高を一旦整理する動きも重なったとみられます。あわせて韓国株の下落も、東京市場の地合いの重しになったと伝えられています。
今週(8月25日〜29日)の注目イベント
- 8月25日(火): タカショー、INV(旧イオンディライト)の決算発表が予定されています。
- 8月26日(水): 米半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されています。AI・半導体関連銘柄への物色動向を占ううえで、市場の関心が最も高いイベントのひとつです。ホテルリートの決算発表も予定されています。
- 8月27日(木): DyDoグループホールディングスの決算発表が予定されています。
- 8月27日〜29日: 米カンザスシティ連銀主催の「ジャクソンホール会議」(経済シンポジウム)が開催される見込みです。各国中央銀行幹部の発言は今後の金融政策観測に影響しやすく、週後半にかけて市場の関心が高まりやすい時期です。
- 8月28日(金): アイダエンジニアリングの決算発表が予定されています。
いずれも決算の中身や会議での発言内容次第で相場が動く可能性がある材料であり、IRDBとして結果を予想したり、特定銘柄の売買を勧めたりするものではありません。
初心者向けメモ:長期金利が株価に与える影響
今日の下落のきっかけになった「長期金利の上昇」について、初心者向けに整理します。
長期金利(代表的には10年国債の利回り)が上がると、一般に次の2つの経路で株価に影響が及ぶと説明されます。
- 割引率の上昇: 株価は将来生み出す利益を現在の価値に割り引いて評価する、という考え方があります。金利(割引率)が上がるほど、遠い将来の利益ほど現在価値が目減りしやすくなります。このため、現時点の利益より将来の成長期待が株価に大きく織り込まれている企業ほど、金利上昇の影響を受けやすいとされます。
- 資金調達コストの上昇: 企業が借入や社債で資金を調達する際のコストが上がるため、設備投資や研究開発への意欲が慎重になりやすいとされます。
一方で、金利が上がる局面では、預金や国債など「利回りで稼ぐ」金融関連株には追い風になりやすいとの見方もあります。金利上昇は業種によって影響の出方が異なる、という点を押さえておくと、日々のニュースが読みやすくなります。
ワテのひと言(大阪弁まとめ)
月曜日の日経平均は488円も下げて65,528円まで沈みましたけど、TOPIXの方は6ポイントほど上げとりますねん。まるっきり総崩れいうわけやのうて、AIや半導体まわりの値がさ株に売りが集中した1日、いう見方が近そうでんな。
長期金利が上がると、遠い将来の儲けを見込んで株価が高うなっとる会社ほど、割を食いやすい言われとります。エヌビディアの決算を水曜に控えて、様子見の動きが強まったんかもしれまへんな。今週はジャクソンホール会議もありまっさかい、金利がどっちに動くか、番頭としても目が離せまへん。ただし相場の先行きは誰にも分かりまへんで。鵜呑みにせんと、ご自身でようけ調べて判断しなはれや。ほな、今週も気張っていきまひょ。
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