日次レポート2026/8/23by 初心者ライター

日経平均は反落66,016円で週末、来週はエヌビディア決算とジャクソンホール会議に注目

前営業日8月21日(金)の日経平均は200円43銭安の66,016円36銭で反落。TOPIXは7.56ポイント高の4,067.29ポイントと小幅ながら続伸しました。週末を挟んだ来週(8月24日〜28日)はエヌビディア決算とジャクソンホール会議に注目です。

日経平均は反落66,016円で週末、来週はエヌビディア決算とジャクソンホール会議に注目

週末を挟んで8月24日(月)に東京市場が再開するのを前に、直近の取引日だった8月21日(金)の値動きと、来週押さえておきたいポイントを初心者向けに整理します。

前営業日(8月21日・金曜)の振り返り

8月21日の日経平均株価は前日比200円43銭安(0.30%安)の66,016円36銭で取引を終え、反落となりました。この日の始値は65,427円69銭、安値65,260円22銭まで下げる場面もありましたが、後場にかけて66,125円88銭まで戻す一幕もあり、値動きの荒い1日でした。

一方、東証株価指数(TOPIX)は前日比7.56ポイント高(0.19%高)の4,067.29ポイントとなり、小幅ながら続伸しました。東証プライムでは値上がり銘柄が全体の5割強を占めており、指数としては「日経平均は下げたのにTOPIXは上げた」というねじれた1日になっています。

背景として報じられているのは、米ウォルマートの決算内容を受けて消費関連株に売りが先行したことや、原油価格の上昇と日米長期金利の上昇が重荷になったことです。日経平均は値がさ株(株価水準の高い銘柄)の値動きに影響を受けやすい指数で、この日はファーストリテイリングの下落が指数を押し下げる要因になったと報じられています(事実の紹介であり、特定銘柄の売買を勧めるものではありません)。売買代金は東証プライムで概算7兆9,134億円、売買高は22億859万株でした。

このほか、7月分の全国消費者物価指数(コアCPI、生鮮食品を除く総合)は前年同月比1.8%の上昇となり、インフレ動向への警戒感も引き続き市場の関心事です。

週末(8月22日・23日)の東京市場

東京証券取引所は土曜・日曜が休場のため、8月21日(金)の終値が週末をまたいだ最新の株価水準となります。週明け8月24日(月)の寄り付きにかけては、後述する海外要因や国内外の経済指標を材料に値動きが出やすい局面です。

来週(8月24日〜28日)の注目イベント

  • 8月24日(月): 報道によると、米トランプ政権がイランに対する新たな経済制裁を発表する見込みとされています。制裁を材料に原油価格が一段と上昇すれば、コスト増を通じて株式市場の押し下げ要因になり得る点が注目されています。
  • 8月26日(水): 米半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されています。AI・半導体関連銘柄への物色動向を占ううえで市場の関心が高いイベントです。
  • 8月27日〜29日: 米カンザスシティ連銀主催の「ジャクソンホール会議」(経済シンポジウム)が開催される見込みです。各国中央銀行幹部の発言は今後の金融政策観測に影響しやすく、週後半にかけて市場の関心が高まりやすい時期です。
  • 米国の主要指標: 8月の消費者信頼感指数、7月分の個人消費支出(PCE)デフレーター、4〜6月期の実質GDP改定値などの発表が予定されています。
  • 国内企業の決算発表: 8月25日にタカショー、8月27日にDyDo、8月28日にアイダなど、複数の企業が決算を発表する見込みです。
  • 一部の市場関係者からは、来週の日経平均の値動きレンジについて63,000円〜68,000円程度とする見方も報じられています。あくまで市場関係者の見立ての紹介であり、IRDBとして特定の水準を予想したり売買を勧めたりするものではありません。

初心者向けメモ

  • 日経平均とTOPIXがズレて動くのはなぜ?: 日経平均は225銘柄の株価を単純平均に近い形で計算する「値がさ株の影響を受けやすい」指数です。一方のTOPIXは東証プライム上場銘柄全体の時価総額をもとに計算するため、値がさ株1社の急落があっても指数全体としては小幅な影響にとどまることがあります。今回のように片方だけが下げる、いわゆる「ねじれ」はこの計算方法の違いから生じます。
  • ジャクソンホール会議とは: 米カンザスシティ連銀が毎年8月に主催する経済シンポジウムで、各国の中央銀行総裁や経済学者が集まります。金融政策の先行きに関する発言が出やすく、株式・為替市場が反応しやすいイベントとして知られています。

ワテのひと言(大阪弁まとめ)

21日は日経平均が200円ほど下げた一方、TOPIXはちょこっと上げるいう、ねじれた終わり方でしたな。ファーストリテイリングみたいな値がさ株がドンと下げたら、日経平均だけがへこむいうことも起こりますんや。指数言うても計算の仕方が違うと、見え方がえらい変わるもんですわ。

土日は市場もお休みでっさかい、この66,016円いう値段が週明けの出発点になりまっせ。来週はエヌビディアの決算とジャクソンホール会議、それにイラン制裁のニュース次第で原油価格が動くかもしれん、盛りだくさんの週でおます。予想レンジがどうのこうの言う話もありまっけど、あくまで市場筋の見立てでっさかい、鵜呑みにせんと、ご自身でようけ調べてから判断しなはれや。ほな、良い週末を。

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