日経平均5連騰で6万9000円台回復も、TOPIXは9日ぶり反落 GDPは「見かけ倒し」の3期連続プラス
前営業日8月17日の日経平均は506円高の69,220円25銭で5営業日続伸した一方、TOPIXは9日ぶりに反落。4〜6月期GDP速報値は3四半期連続プラスながら内需が3四半期ぶりのマイナス寄与でした。今週は米小売決算や日本の7月CPIに注目です。
日経平均5連騰で6万9000円台回復も、TOPIXは9日ぶり反落 GDPは「見かけ倒し」の3期連続プラス
8月18日(火)の東京市場を前に、直近の取引日だった8月17日(月)の値動きと、今日以降に押さえておきたいポイントを初心者向けに整理します。
前営業日(8月17日・月曜)の振り返り
8月17日の日経平均株価は前週末比506円45銭高の69,220円25銭で取引を終え、5営業日連続の上昇となりました。終値で6万9,000円台を回復するのは約1カ月ぶりです。半導体関連の一角(キオクシアなど)が値を戻したことが指数を押し上げました。
一方で、東証株価指数(TOPIX)は前週末比13.09ポイント安の4,184.11ポイントとなり、9営業日ぶりに反落しました。直近まで最高値の更新が続き「買われすぎ」のサインも出ていたことから、過熱感を意識した売りが出た形です。同じ日に日経平均は上げ、TOPIXは下げるという「指数のねじれ」が見られた点が特徴的な1日でした。
この日は内閣府から2026年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値も発表されました。物価変動を除いた実質GDPは前期比0.3%増、年率換算で1.1%増となり、3四半期連続のプラス成長です。ただし中身を見ると、個人消費や設備投資を含む内需の寄与度は▲0.2ポイントと3四半期ぶりのマイナスで、輸出から輸入を差し引いた外需の寄与度が+0.5ポイントとプラス成長を支えた形です。見出しの数字はプラスでも、内需の弱さが残る内容だったといえます。
今日(8月18日)の注目点
週明けの流れを受けて、日経平均が節目の7万円台を試せるかが引き続きの焦点です。半導体関連の値動きに加えて、米国では小売大手ホーム・デポの決算発表が予定されており、個人消費の実勢を測るうえで市場の関心を集めそうです。
今週以降のイベント
- 8月20日: 米小売大手ウォルマートの決算発表。ホーム・デポとあわせて、米個人消費の底堅さを確認する材料になります。
- 8月21日: 日本の7月消費者物価指数(CPI)発表。生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比+1.8%程度への拡大が見込まれており、日銀の早期利上げ観測に影響する可能性があります。
- 今週は米ジャクソンホール会議や米半導体大手の決算にも関心が集まりやすく、これらを見極めたい様子見ムードが強まる場面もありそうです。米国のインフレ再加速への警戒は足元でやや後退しており、「インフレは鈍化しつつ景気は底堅い」というシナリオが意識されています。
初心者向けメモ
- 指数がねじれる日もある: 8月17日のように日経平均とTOPIXが逆方向に動く日は珍しくありません。日経平均は値がさ株(値段の高い株)の影響を受けやすく、TOPIXは市場全体の時価総額を反映するため、値動きの性格が異なります。
- GDPは「見出しの数字」だけで判断しない: 今回のように全体はプラスでも内需・外需の内訳を見ると評価が変わることがあります。IRDBでは個別企業の業績推移からも景気の実感を確認できます。
ワテのひと言(大阪弁まとめ)
日経平均は5連騰で7万円手前まで来とりますけど、TOPIXは9日ぶりに一服でんな。指数がバラバラに動く日は、商いの中身がまだら模様やっちゅうことでっせ。GDPも数字だけ見たら3期連続プラスでええ話に見えますけど、中身は外需頼みで内需はマイナス。見かけに騙されんと、中身をちゃんと見る癖つけときなはれや。
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