訂正履歴

IRDBが発見・修正したデータ品質上の問題を日付順に記載します。財務データを扱うサービスとして、 誤りを見つけた場合は隠さず公開することを方針としています。件数が多いことは問題を隠していないことの証跡であり、 今後も発見次第このページに追記していきます。

ESG比率(女性管理職比率等)が整数に丸められ実質2値化していた問題

有価証券報告書のXBRL値を取り込む際、本来 0.0〜1.0 の小数で表現される比率項目も含めて全ての抽出値を整数に丸めてから100倍する処理になっていました。この結果、女性管理職比率・男性育休取得率・男女賃金格差が実質的に 0% か 100% のいずれかにしか表示されない状態になっていました。平均年齢・平均勤続年数も小数点以下が失われていました。

影響範囲・対応: ESG・人的資本セクションの比率項目5指標。次回のESG再取得バッチ実行後、正しい小数値に更新されます。

ランキングのMarkdownミラー・OG画像で異常値が除外されていなかった問題

HTMLページのランキングでは ROE・ROA・PER・PBR 等11種以上に対して経済的に解釈可能な範囲のフィルタ(例: ROEは-200%〜200%)を適用していましたが、AI向けのMarkdownミラーとSNS共有用のOG画像生成では PER・PBR・配当利回りの3種にしかフィルタが適用されておらず、債務超過企業等による数百%の異常値がそのまま配信されていました。

影響範囲・対応: ROE・ROA・ROIC・各種成長率ランキングのMarkdownミラー(.md)およびOG画像。フィルタ条件をHTMLページと共通化し是正済みです。

EBITDA・フリーキャッシュフロー・ネットキャッシュが欠損値を0円として計算していた問題

減価償却費・設備投資額・有利子負債が有価証券報告書から取得できていない企業について、これらを0円として扱ってEBITDA・FCF・ネットキャッシュを算出していたため、実際には「データなし」であるべき値が「営業利益と同額」「営業キャッシュフローと同額」「現金同額」という誤った数値として表示されていました。

影響範囲・対応: 該当項目が欠損している企業のEBITDA・FCF・ネットキャッシュ。欠損時は null(データなし表示)に是正済みです。

財務健全性スコアのグレード基準が2種類存在し矛盾していた問題

企業ページの総合スコア表示は S〜E の6段階(80点/70点/60点/40点/20点を境界)、3軸レーダーチャートの表示は A〜E の4段階(80点/65点/50点/35点を境界)と、同一ページ内で異なる基準を使用していました。

影響範囲・対応: 全企業ページの健全性スコア表示。6段階基準に統一済みです。

企業ページの「類似企業」が売上規模を考慮せず五十音順だった問題

「類似企業」として同業種内の企業を五十音順に10社表示していたため、売上規模が大きく異なる企業同士が並ぶことがありました。

影響範囲・対応: 全企業ページの類似企業セクション。自社の売上高に近い順に表示するよう修正済みです。

ランキングの総ページ数・順位番号が実際より過大になっていた問題

同一企業が複数の会計年度データを持つ場合の重複排除処理と、総件数のカウント方法が整合しておらず、実際の対象企業数より総ページ数が多く表示され、ページ後方が空になったり順位番号がずれたりする場合がありました。

影響範囲・対応: 全ランキングページのページネーション。正確な件数に基づく計算に修正済みです。

業種別分析ページの平均値が全会計年度を合算していた問題

業種ごとのROE・営業利益率・自己資本比率の平均値算出において、各社の最新年度だけでなく過去の会計年度データも合算して平均を取っていました。また、単純平均は一部企業の極端な値の影響を受けやすいため、中央値に変更しました。

影響範囲・対応: 業種別分析ページの指標表示。最新年度ベースの中央値に是正済みです。