日経平均68,713円、AIラリーで4日続伸も上値重く。来週17日は決算発表本格化に注目
おはようございます。前営業日8月14日(金)、日経平均は前日比405円21銭高の68,713円80銭と4日続伸し、TOPIXも4,197.20と上昇しました。アドバンテストが最高値を更新しAIラリー期待が高まる一方、週末の持ち高調整売りで上値は重い展開に。今日15日(土)は市場休場、来週17日(月)の東京市場再開と決算発表本格化に注目です。
日経平均68,713円、AIラリーで4日続伸も上値重く。来週17日は決算発表本格化に注目
おはようございます。今日8月15日(土)は東京証券取引所がお休みの日です。土曜日・日曜日は取引がありませんので、今日は前営業日8月14日(金)の値動きをじっくり振り返りながら、来週17日(月)の市場再開に向けて注目点を整理しておきましょう。
前営業日8月14日(金)の終値をおさらい
| 項目 | 8月14日(金)終値 | 前営業日比 |
|---|---|---|
| 日経平均株価 | 68,713.80円 | +405.21円(+0.59%) |
| TOPIX | 4,197.20pt | +21.16pt(+0.51%) |
日経平均は前営業日比405円21銭高の68,713円80銭と4営業日続伸しました。出来高概算は24億4,000万株です。取引中には一時69,608.24円まで上昇し、約1カ月ぶりに心理的な節目である69,000円台を回復する場面もありましたが、後場には68,471.15円まで値を下げるなど、伸び悩む展開も見られました。TOPIXも21.16ポイント高の4,197.20と上昇しています。
初心者の方への一言: 「取引中の高値」と「終値」はしばしば違う数字になります。8月14日は日中いったん69,608円台まで買われましたが、終値では68,713円80銭まで押し戻されました。日中の値動きの幅(高値と安値の差)が大きいときは、それだけ売り買いの綱引きが激しかったと考えると分かりやすいです。
上昇の背景:半導体のアドバンテストが2日連続で最高値更新
前営業日8月14日の上昇の背景としては、主に次の点が挙げられます。
- 前日8月13日(木)の米国市場でハイテク株が上昇し、東京市場でも半導体・AI関連株を中心に買いが優勢となりました
- 半導体検査装置メーカーのアドバンテストが2日連続で最高値を更新し、「AIラリー再来」への期待が市場で強まりました
- 上昇業種は19業種、下落業種は14業種となり、全体では上昇基調が優勢でした(医薬品・サービス業などは売られた面もあります)
この上昇基調が今後も続くかどうかを本記事で断定することはできません。
上値が重かった背景:週末の持ち高調整売りも
一方で、日中高値からは失速する場面もありました。背景としては次の点が指摘されています。
- 週末を控えた持ち高調整の売りが出たこと
- 日本銀行による9月の追加利上げ観測が意識されたこと
- 株式の相対的な割高感も意識された面があったこと
日銀の金融政策が今後どう決定されるかを本記事で予想することはできません。
前日夜:米7月PPIはインフレ鈍化を示す内容に
8月13日(木)の米国市場では、NYダウが69.72ドル高の53,839.99ドル、ナスダック総合指数が214.54ポイント高の26,803.03と、いずれも上昇しました。同日発表された米7月生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回る伸びにとどまり、インフレ鈍化を示す内容となったことで、金融引き締めに対する警戒感がやや和らいだことも、米ハイテク株買いを支えた一因とみられています。この先のインフレ動向や金融政策を本記事で断定することはできません。
今日8月15日(土)について
今日は東京証券取引所の休場日です。市場が休みの間も、海外市場の動きや為替、要人発言などの材料が出れば、来週の取引に影響する可能性があります。週末に出る材料が来週の株価にどう影響するかを本記事で断定することはできません。
来週(8月17日〜21日)の主な予定
| 日付 | 予定 |
|---|---|
| 8月17日(月) | 東京市場再開。サニックスHD、ビルファンド、Jプライム、三井不動産商業、カナディアン、MHグループなど決算発表予定(6銘柄) |
| 8月18日(火) | パンパシフィックホールディングス(ドン・キホーテ運営)、CREロジ、北川精機など決算発表予定 |
| 8月19日(水) | あいHD、マリモリートなど決算発表予定 |
| 8月20日(木) | 日本リートなど決算発表予定 |
| 8月21日(金) | Aバランス、エクセレント、東京インフラなど決算発表予定 |
来週は東京市場の再開に加え、国内企業の決算発表が本格化する週になります。個別企業の決算内容や株価への影響を本記事で予想することはできません。
週末にやっておきたいこと
- 前営業日8月14日の終値(68,713.80円)と、日中高値69,608円台・安値68,471円台の値幅を頭に入れておく
- アドバンテストなど半導体関連株の動きが、来週も続くかどうかをニュースでチェックしておく
- 来週17日(月)以降に決算発表を予定している銘柄があれば、事前にIRDBで財務データを確認しておく
決算シーズンの内容を読み解くヒントに、IRDBの用語解説と企業データもどうぞ。
- ROE(自己資本利益率)とは? — 株主のお金でどれだけ稼いだかを見る指標
- 自己資本比率とは? — 会社の財務の安全性を見る指標
- 増収率(売上高成長率)とは? — 決算の「伸び」を数字で見る指標
- 企業データを調べる — 決算発表のあった会社の財務データを確認できます
今日のまとめ
- 前営業日8月14日(金)の日経平均は68,713.80円(+405.21円・+0.59%)で4日続伸、TOPIXは4,197.20pt(+21.16pt)で上昇
- 背景はアドバンテストの最高値更新など半導体・AI関連株への買い、一方で週末の持ち高調整売りや日銀の追加利上げ観測が上値を抑えた
- 前日夜の米7月PPIはインフレ鈍化を示し、米国株(ダウ・ナスダック)は上昇
- 今日15日(土)・明日16日(日)は市場休場
- 来週17日(月)は東京市場再開、国内企業の決算発表が本格化
ワテのひと言(大阪弁の総括)
さて、ここからは船場の番頭がひと言。
前営業日の金曜日は、半導体のアドバンテストはんが2日続けて最高値を更新しはって、「またAIの波が来るんちゃうか」いう期待で、日経平均も一時69,600円台まで買われましてん。せやけど週末を控えた持ち高調整の売りやら、日銀の利上げ観測やらが重しになって、終値は68,713円80銭まで押し戻されましたわ。この先も同じ調子で上がり続けるかどうかを、番頭が先読みして当てるようなことはいたしまへん。
今日と明日は市場もお休みどす。ゆっくり休んで、来週17日(月)からの決算発表ラッシュに備えておくれやす。ドン・キホーテはんを運営するパンパシフィックホールディングスの決算も18日に控えとりますし、企業の中身をじっくり見るには、ええ機会になりまっせ。ほな、今日と明日はごゆっくり。まいど、おおきに。
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