5連休明けで取引再開、先物は66,890円へ上昇 為替は157円台後半で介入警戒
9月24日(木)、東京市場は19日からの5連休を終えて取引を再開します。前営業日18日の日経平均は882円高の65,018円で終えましたが、休場中の海外株高を受けて夜間の先物は66,890円まで上昇。為替はドル円157円台後半で、160円接近への介入警戒感も強まっています。
5連休明けで取引再開、先物は66,890円へ上昇 為替は157円台後半で介入警戒
前営業日(9月18日・金)のおさらい
前営業日にあたる9月18日(金)の東京市場では、日銀が政策金利を0.25%引き上げて1.25%とする決定を発表したものの、日経平均株価は前日比882円70銭高の6万5,018円95銭で取引を終え、大幅な続伸となりました。一方でTOPIX(東証株価指数)は前日比3.05pt安の4,091.14ptとわずかに下落しており、指数を押し上げたのは一部の値がさ株が中心だったとみられます。同じ週には米国でFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、政策金利を0.25%引き上げて3.75〜4.00%とする決定と、年内の追加利上げを示唆するタカ派的な見通しが示されました。詳しい経緯は前回のレポートもあわせてご覧ください。
シルバーウィーク(9/19〜23)の5連休を振り返って
19日(土)から23日(水・秋分の日)まで、東京証券取引所は土日に敬老の日(21日)・国民の休日(22日)・秋分の日(23日)が重なる5連休となっていました。本日24日(木)、5日ぶりに取引が再開します。
| 日付 | 東京市場 | 内容 |
|---|---|---|
| 9/19(土) | 休場 | 土曜日 |
| 9/20(日) | 休場 | 日曜日 |
| 9/21(月) | 休場 | 敬老の日 |
| 9/22(火) | 休場 | 国民の休日(祝日法第3条第3項) |
| 9/23(水) | 休場 | 秋分の日 |
| 9/24(木・本日) | 取引再開 | 5連休明け |
休場中に動いた海外市場:NYダウ・ナスダックはまちまち、ナスダックは最高値圏を維持
連休中も海外市場は通常どおり動いていました。現地時間21日のNY株式市場では、原油価格の急落と米長期金利の低下を受けて投資家心理が改善し、NYダウ工業株30種平均は前日比366.19ドル高の5万2,048.83ドル(+0.71%)で取引を終え、ナスダック総合指数は前日比599.55ポイント高の2万7,122.09(+2.26%)まで上昇して6月2日以来約3カ月半ぶりに終値の過去最高値を更新しました。続く22日は一転してまちまちの展開となり、長期金利の上昇が意識されてNYダウは前日比185.14ドル安の5万1,863.69ドルとなった一方、AI関連銘柄への買いが引き続き支えとなってナスダック総合指数は前日比122.19ポイント高の2万7,244.28まで上昇し、最高値をさらに更新しています。日米の金利差や利上げペースが引き続き意識される中でも、AIへの期待を背景にハイテク株中心の堅調な地合いが続いている格好です。
為替:ドル円は157円台後半、160円接近で介入警戒感
為替市場では、22日のニューヨーク時間にドル円は157円07銭から157円60銭のレンジで推移し、FOMCの年内追加利上げ観測を背景にドル買いが優勢となりました。一方で、本邦通貨当局による為替介入への警戒感も強まっており、市場では160円手前での口先介入や、160円台に入った場合の実弾介入への備えが意識されています。連休中は東京市場の取引がない分、海外市場の材料で為替が振れやすい点には引き続き注意が必要です。
本日24日、5連休明けの取引再開 — 先物は66,890円まで上昇
連休最終日となった23日の大阪取引所夜間取引では、日経平均先物(12月物)が18日の清算値と比べて1,790円高の6万6,890円まで上昇しました。休場中の海外株高や円安進行を織り込んだ動きとみられますが、先物の気配はあくまで参考値であり、実際の東京市場の寄り付きがどう反応するかは、本日の取引開始まで分かりません。5日ぶりの取引再開とあって、寄り付き直後は値動きが大きくなりやすい点に注意しておきたいところです。
今週後半の注目イベント
個別企業では、しまむら(8227)が9月28日に本決算を発表する予定であるなど、月末にかけて主要企業の決算発表が続きます。相場全体としては、18日に決定された日銀の利上げ(政策金利1.25%)と、同時期のFOMC利上げ(米政策金利3.75〜4.00%)による日米金利差の動向、そして連休中に最高値を更新したナスダックなど海外株高の流れが、再開後の東京市場にどう波及するかが引き続き焦点になりそうです。
IRDBでは各企業の財務健全性スコアや業種別ランキングを随時更新していますので、取引再開後の投資先候補の下調べにお役立てください。
初心者向けにひとこと:連休明けの「窓開け」に気をつけましょう
今回のように長期の休場が明けるときは、休場中に出た海外のニュースや為替の動きをまとめて織り込む形で、寄り付きの株価が前営業日の終値から大きく上下に離れて始まる(「窓を開ける」と呼ばれます)ことがあります。先物が大きく上昇しているからといって、その後の値動きまで同じ方向に続くとは限りません。値動きの理由を確認しながら、落ち着いて相場を見守ることが大切です。
ワテのひと言
いよいよ5連休も明けて、今日から東京市場が動き出しまんな。休みの間にNYダウは上げ下げまちまちやったけど、ナスダックは2日連続で最高値更新いう賑やかな展開でしたし、為替もドル円157円台後半まで進んで、160円が近づいてきたとあって当局の睨みも強まっとります。大阪取引所の夜間先物は66,890円まで上がっとりますが、これはあくまで気配値。番頭の見立てでは、休みの間の材料をそのまま鵜呑みにせんと、実際に寄り付いてからの値動きをしっかり見極めるんが肝心やと思うとります。5連休で溜まった帳簿の見直しはもう済んどりますか。今日からまた、ぼちぼち商いを見ていきまひょ。
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