秋分の日で5連休最終日、NYナスダックは最高値更新 為替は157円台でこう着
9月23日(水・秋分の日)も東京市場は休場で、19日からの5連休最終日です。休場中の海外市場ではNYダウ・ナスダックが上昇し、ナスダックは約3カ月半ぶりに終値の最高値を更新。為替はドル円157円台でこう着しています。取引再開は明日24日(木)です。
秋分の日で5連休最終日、NYナスダックは最高値更新 為替は157円台でこう着
前営業日(9月18日・金)のおさらい
前営業日にあたる9月18日(金)の東京市場では、日銀が政策金利を0.25%引き上げて1.25%とする決定を発表したものの、日経平均株価は前日比882円70銭高の6万5,018円95銭で取引を終え、大幅な続伸となりました。一方でTOPIX(東証株価指数)は前日比3.05pt安の4,091.14ptとわずかに下落しており、指数を押し上げたのは一部の値がさ株が中心だったとみられます。同じ週には米国でFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、政策金利を0.25%引き上げて3.75〜4.00%とする決定と、年内の追加利上げを示唆するタカ派的な見通しが示されました。詳しい経緯は前回のレポートもあわせてご覧ください。
本日(9月23日・水)も秋分の日で休場、5連休の最終日です
本日9月23日(水)は秋分の日にあたり、東京証券取引所は休場です。19日(土)から数えて今日で5日連続の休場となり、この連休は本日で最終日を迎えます。取引再開はあす24日(木)からです。連休の背景(敬老の日・国民の休日との重なり)については前回のレポートで詳しく解説していますので、そちらもご参照ください。
| 日付 | 東京市場 | 内容 |
|---|---|---|
| 9/19(土) | 休場 | 土曜日 |
| 9/20(日) | 休場 | 日曜日 |
| 9/21(月) | 休場 | 敬老の日 |
| 9/22(火) | 休場 | 国民の休日(祝日法第3条第3項) |
| 9/23(水)(本日) | 休場 | 秋分の日 |
| 9/24(木) | 取引再開 | 5連休明け |
休場中に動いた海外市場:ナスダックが約3カ月半ぶりに最高値更新
東京市場が休場でも、海外市場は通常どおり動いています。現地時間21日のNY株式市場では、原油価格の急落と米長期金利(10年債利回り)の低下を受けて投資家心理が改善し、NYダウ工業株30種平均は前日比366.19ドル高の5万2,048.83ドル(+0.71%)で取引を終えました。またAI関連銘柄を中心にハイテク株への買いが活発となり、ナスダック総合指数は前日比599.55ポイント高の2万7,122.09(+2.26%)まで上昇し、6月2日以来約3カ月半ぶりに終値の過去最高値を更新しています。日米の金利差や利上げペースが引き続き意識される中でも、AIへの期待を背景にハイテク株中心に堅調な地合いが続いている格好です。
為替:ドル円は157円台で値動き限定的
為替市場では、本日22日(火)の東京時間、ドル円は早朝5時時点で1ドル=157円41〜43銭とほぼ前日並みで推移し、日中は157円57銭まで上昇する場面もありましたが、その後157円39銭付近まで押し戻され、15時時点では157円47銭前後とこう着した値動きとなりました。市場ではドル買い心理が根強い一方、158〜159円ゾーンには当局による為替介入への警戒感が意識されており、上値は抑えられている状況です。連休中は東京市場の取引がない分、海外市場の材料で為替が振れやすい点には引き続き注意が必要です。
あす24日の取引再開に向けて
あす24日(木)の取引再開後は、18日に決定された日銀の利上げ(政策金利1.25%)と、同時期のFOMC利上げ(米政策金利3.75〜4.00%)による日米金利差の動向に加え、連休中に最高値を更新したナスダックなど海外株高の流れが東京市場にどう波及するかが焦点になりそうです。個別企業では、しまむら(8227)が9月28日に本決算を発表する予定であるなど、月末にかけて主要企業の決算発表が続きます。
IRDBでは各企業の財務健全性スコアや業種別ランキングを随時更新していますので、連休最終日の今日のうちに投資先候補の下調べをしておくのもおすすめです。
休場中も海外市場は動く、初心者向けにひとこと
今回のように、東京市場が休みの間も海外の株式市場や為替市場は通常どおり動いています。今回はNYダウ・ナスダックがそろって上昇し、ナスダックは最高値を更新するという材料が出ましたが、連休明けの東京市場がこれをどう消化するかは実際に取引が再開してみないとわかりません。連休中に出た海外のニュースは、再開後の値動きを考えるうえでの手がかりの一つとして、押さえておくとよいでしょう。
ワテのひと言
いよいよ5連休も今日でしまいでんな。東京市場はお休みでっけど、その間にNYダウは366ドル高、ナスダックに至っては最高値更新いう、なかなか賑やかな展開になっとりました。原油安と金利低下、それにAI株への期待が重なった格好やそうですが、為替のほうはドル円157円台で存外落ち着いた値動きにとどまっとります。番頭の見立てでは、休みの間の海外の動きをそのまま鵜呑みにせんと、あす24日に東京市場が実際どう反応するかをしっかり見極めるんが肝心やと思うとります。連休最終日の今日は、帳簿(決算書)を見直す絶好の機会でっせ。明日からの再開に向けて、みなさんもぼちぼち準備しといておくれやす。
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