日経平均65,018円のままシルバーウィーク突入、NY株はまちまち 火曜再開へ注目
9月20日(日)は東京市場が休場のシルバーウィーク中です。前営業日18日の日経平均は882円高の65,018円で大幅続伸。週末のNYダウは反落・ナスダックは続伸とまちまちで、為替は円が買い戻されました。22日(火)の取引再開に向けた注目点を整理します。
日経平均65,018円のままシルバーウィーク突入、NY株はまちまち 火曜再開へ注目
前営業日(9月18日・金)のおさらい:日経平均は882円高の65,018円で大幅続伸
前営業日にあたる9月18日(金)の東京市場では、日銀が政策金利を0.25%引き上げて1.25%とする利上げを決定したにもかかわらず、日経平均株価は前日比882円70銭高の6万5,018円95銭で取引を終え、大幅な続伸となりました。一方でTOPIX(東証株価指数)は前日比3.05pt安の4,091.14ptとわずかに下落しており、値がさ株中心の限られた銘柄が指数を押し上げた一日だったとみられます。この日の詳しい振り返りは前回のレポートもあわせてご覧ください。
週末の海外市場:NYダウは反落、ナスダックは続伸 長期金利上昇が重荷に
東京市場が休場の週末にも、海外市場は動いています。日本時間19日早朝に取引を終えた米国市場では、NYダウ工業株30種平均は前日比95ドル40セント安の5万1,682ドル64セントと反落しました。米長期金利(10年債利回り)が前日の4.93%から5%近辺まで上昇し、株式の相対的な割高感が意識されたことが重荷になったと伝えられています。一方でナスダック総合指数は同104.25ポイント高の2万6,522.55と続伸しており、AI関連への期待から半導体株の一角には買いが入るなど、指数によって明暗が分かれる「まちまち」の展開となりました。
為替:ドル円は156円台後半 日銀のレートチェック観測で円買い戻し
為替市場では、18日のニューヨーク市場でドル円相場が1ドル=157円96銭から156円60銭まで下落する場面がありました。日銀がレートチェック(市場に対する意向確認)を実施したと伝えられたことをきっかけに、円が急速に買い戻された形です。日本時間19日午前4時時点では1ドル=156円70銭前後で推移しており、前日の日銀利上げに続いて、行き過ぎた円安をけん制する動きが意識されやすい地合いが続いています。
本日(9月20日・日)は休場、来週は敬老の日を挟む変則日程
本日9月20日(日)も東京市場は休場です。9月21日(月・敬老の日)も東証は休場となる見込みで、取引が再開するのは22日(火)からとなります。なお23日(水)は秋分の日で再び休場となるため、来週は22日と24日(木)・25日(金)のみが通常の取引日という変則的な週になります。夜間取引されている日経225先物(12月限、大阪取引所)は、19日午前2時時点で6万4,770円(前日比330円安)、午前5時13分時点では6万5,040円(前日比60円安)で推移しており、現物の日経平均終値(6万5,018円95銭)に対しては、いまのところ大きな方向感の出ていない値動きとなっています。
来週以降の注目点
22日(火)の取引再開後は、米長期金利が5%の節目に近づいている点が引き続き相場の重荷になるかどうかが焦点になりそうです。また、先週の日銀会合で政策金利が31年ぶりの水準まで引き上げられたことを受けて、追加の利上げペースについて日銀関係者からどのような発言が出てくるかにも注目が集まります。個別企業では、しまむら(8227)が9月28日に本決算を発表する予定であるなど、月末にかけて主要企業の決算発表が続きます。IRDBでは各企業の財務健全性スコアや業種別ランキングを随時更新していますので、金融政策や金利動向が意識される局面ではあわせてご確認ください。
ワテのひと言
日経平均はんは金曜に882円も上げよって、6万5,000円の大台にしっかり乗ったまま連休入りしよりましたな。せやけど週末のニューヨークを覗いてみたら、ダウは金利高を嫌って下がる一方、ナスダックは逆に上げとる。おまけに為替は日銀はんのレートチェックいう「けん制球」で円がキュッと買い戻されとります。指数がひとつの方向にまとまらへん、まさに「まちまち」な地合いでんな。あすからの3連休(実質は21日だけの祝日でっけど)を挟んで、火曜に市場が開いたときにこの海外市場のちぐはぐな空気がどう出るか、じっくり見極めておくれやす。
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