日経平均65,018円で大幅続伸、日銀0.25%利上げも株高で反応 あすからシルバーウィーク
9月18日(金)の東京市場は日経平均が882円高の65,018円と大幅続伸。日銀は0.25%利上げを決定し政策金利は31年ぶり水準の1.25%に。あすからシルバーウィークで市場は変則日程です。
日経平均65,018円で大幅続伸、日銀0.25%利上げも株高で反応 あすからシルバーウィーク
前回のおさらい:9月17日(木)の東京市場は続伸
9月17日(木)の東京株式市場では、日経平均株価は前日比213円25銭高の6万4,136円25銭で取引を終えました。前日の米国市場では、FOMC(米連邦公開市場委員会)が約3年ぶりの利上げを決定した内容が「タカ派」的と受け止められ、NYダウが一時900ドルを超えて下落する場面もありましたが、東京市場は円安を追い風に買いが優勢となり続伸しました。半導体製造装置関連の一角には利益確定売りも見られる中、この日は17日から始まった日銀金融政策決定会合の1日目にもあたっていました。
本日(9月18日・金)の東京市場:日銀利上げも「逆風」にならず大幅続伸
9月18日(金)、日銀は金融政策決定会合の結果を公表し、政策金利を0.25%引き上げて1.25%とすることを賛成7・反対2で決定しました。利上げは6月以来3か月ぶりで、1.25%という水準は1995年以来およそ31年ぶりの高さにあたります。植田総裁は会見で、物価が2%目標を超えて上振れするリスクが顕在化したとして「政策の局面は変化した」と述べ、今後の利上げ間隔について特定の目安は念頭にないとしつつ、連続利上げや0.5%の大幅な利上げも「物価情勢次第で排除できない」との考えを示したと伝えられています。
同日朝には8月の全国消費者物価指数(CPI)も発表され、生鮮食品を除く総合(コアCPI)は前年比+1.7%と市場予想の+1.8%に届かず、総合(+1.9%)・生鮮食品及びエネルギーを除く総合(+1.9%)もそろって予想を下回りました。政府のエネルギー補助金が価格を抑える形となり、8か月連続で2%を下回る伸びにとどまっています。
市場が事前に織り込んでいた利上げが「逆風」とならなかったことに加え、日米欧の中央銀行がそろってインフレ対応の利上げに動いたことで世界的な金利急騰への警戒感がやや和らぎ、投資家の資金が株式などのリスク資産に戻る動きが見られました。この結果、日経平均株価は前日比882円70銭高の6万5,018円95銭で取引を終え、大幅な続伸となりました。一方でTOPIX(東証株価指数)は前日比3.05pt安の4,091.14ptと小幅に下落しており、指数を押し上げたのは値がさ株中心の限られた銘柄だった可能性がうかがえます。この日は株価指数先物・オプションの特別清算値を算出する「メジャーSQ」の日でもあり、値動きがやや振れやすい一日でもありました。
来週(9月19日以降)は敬老の日を挟むシルバーウィーク、市場は変則日程に
9月19日(土)から23日(水・秋分の日)にかけては、21日(月・敬老の日)を挟む5連休(シルバーウィーク)にあたります。東証は21日(月)と23日(水)が休場となる見込みで、22日(火)は通常どおり取引が行われる見通しです。今週で日銀会合・CPI・メジャーSQといった主要イベントの結果が出そろった形となり、来週は植田総裁が示した「今後の利上げペース」に関する発言の受け止め方や、為替・海外市場の動向をにらんだ値動きが焦点になりそうです。
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ワテのひと言
日銀はんがとうとう腰を上げて、政策金利を1.25%まで引き上げよりましたな。31年ぶりの水準いうんやから、えらい節目どす。ふつうは利上げいうたら株にはブレーキがかかりそうなもんでっけど、今日の東京は逆に882円もの大幅高。日米欧そろって利上げに動いた「歩調の揃い方」が、かえって市場を安心させたいう見方もあるようでんな。せやけど日経平均は上がってもTOPIXはわずかに下がっとる、いうところは見逃したらあきまへん。指数全体の顔色だけやのうて、その中身がどの銘柄で支えられとるんかまで覗く目ぇを、シルバーウィークの間にゆっくり養うておくれやす。
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